趙雲の能書き


「うむ、この前のメンマの水煮を調理しておいたので……」
 趙雲はタッパに詰めたメンマを取り出し、箸でつまみ食べ始めた。
「むっ、うまい!!メンマパワーアップー!!!ふふふ、これで馬券的中も間違いなしだな」
 更にもう一口、メンマを食べる。
「はむはむ、メンマ最高!!」
 箸が止まることなく進んでいき、ついには最後の一切れになった。それを味わうようにゆっくりと食べていく。
「ふー、ついつい全部食べてしまった。お腹一杯になってしまったな。ふぁあ〜」
 欠伸をする趙雲。
「腹の皮ふくれたら目の皮がたるんできてしまったな。いかんいかん。馬券を決めなければ」



 さて、今回の天皇賞(秋)は面白いメンバーが揃った。
 現役最強牝馬ダイワスカーレット。
 ダイワスカーレットと死闘を繰り広げてきた去年のダービー馬ウォッカ。
 そして今年のダービー馬ディープスカイ。
 前売りオッズを見ていても、この3強ムードが漂っている。
 しかしダイワスカーレットは7ヶ月の休み明けに加え、東京コースが初めてと不安要素を拭えない。
 ウォッカに至っては引っかかるところがあり、折り合い面が心配である。
 だから今回はディープスカイでいってみようと思う。
 古馬との対戦がまだないため、力は未知数。
 その可能性に賭けてみようと思う。
 今回はディープスカイを軸にして流そうと思う。
 まず1頭目は東京コースとも相性が良く、コースロスなく運べる最内枠で先行力があるアサクサキングス。
 2頭目は今年に入ってから力を付けて掲示板を外すことなくコンスタントに成績を残しているサクラメガワンダー。
 3頭目に札幌記念で昨年のグランプリホースのマツリダゴッホをレコードタイムで撃破したタスカータソルテ。
 4頭目が夏から調子を上げ重賞2連勝中のドリームジャーニー。
 ディープスカイからこの4頭に馬連で1000円ずつ流そうと思う。
 思い切って牝馬の2頭は外してみる。



以上、趙雲の能書きのコーナーでした。

果たしてここまで読んでいる人がいるのだろうか!?



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