ノワールをもっと百合な話にしてしまえ!!のコーナー
- 第一話 黒き手の処女たち
- ミレイユの元にメールが届いた。
- 夕叢霧香という女の子ということで、わざわざ日本にまで会いに行くミレイユ。
- 霧香が可愛かったので、パリに連れて帰ることにした。
- 霧香は殺しのテクニック並に、夜の方も凄かった。
- 第三話 暗殺遊戯
- 墓地で偶然出会った未亡人と、ミレイユは惹かれ合い一夜限りの関係をもってしまう。
- しかしその未亡人は、ノワールを狙う者だった。
- 第四話 波の音
- 今回のターゲット、ハモンドの娘ロザリーに、目を輝かせるミレイユ。
- しかし霧香に下心を見抜かれ、近付けずじまいに仕事が終わってしまう。
- 第五話 レ・ソルダ
- ミレイユは情報屋ヴァネルの妻と不倫の仲にあった。
- そんなことを露知らず、哀れなヴァネルは「女房も会いたがっている」とミレイユに電話で話す。
- ヴァネル宅へ行くと、ヴァネル夫妻は死んでいた。
- ミレイユは妻との情事がばれて、流血沙汰になったのではと焦るが、実はソルダの情報を掴んだために殺害されたのであった。
- 第七話 運命の黒い糸
- 負傷した霧香は追っ手に捕まってしまった。
- 浮気性なミレイユのことだから、助けにきてくれないだろうと思い自力で脱出しようとしたら、ミレイユが現れた。
- ミレイユ曰く「あんたと私は黒い糸で結ばれている」
- 赤じゃないのね、ミレイユ・・・。
- 第八話 イントッカービレ acte1
- 契約書を奪う目的で、ニュージャージーの別荘にいるシルヴァーナの元へ行ったミレイユ。
- しかしミレイユが持ち帰ったものは、体に残されたキスマークの痕だった。
- 第九話 イントッカービレ acte2
- 再びシルヴァーナの元へ行こうとするミレイユを、霧香は止めようとするが、ミレイユは聞く耳をもたない。
- こっそりミレイユの跡をつけた霧香は、シルヴァーナとの逢瀬を目撃する。
- 熱い口付けを交わした二人は、次の日に会う約束をして別れた。
- 翌日なんとか邪魔したい霧香は、ミレイユにつきまとうが、シルヴァーナの差し金の男達に阻まれる。
- 男達をなぎ倒し二人の元へ辿り着いた霧香が見たものは、今まさに始めようとしている姿だった。
- 霧香はシルヴァーナに威嚇射撃をするが、ミレイユの方がびびってしまい、混乱したミレイユはシルヴァーナを刺してしまった。
- 第十話 真のノワール
- スーツを着てコスプレごっこをしていたミレイユと霧香。
- そんななか、ミレイユにライバルが出現!!
- クロエは明らかに霧香に興味を示していた。
- 第十一話 月下之茶宴
- クロエがミレイユ宅を訪ねてきた。
- 霧香はクロエをお茶に誘った。
- どうやら霧香もクロエに興味があるようだ。
- 焦るミレイユ。
- こんなにも相性がいい夜のパートナーを失いたくなかった。
- 第十二話 刺客行
- クロエとアルテナは、ミレイユと霧香以上にラブラブだった。
- しかもクロエの霧香への浮気心は、アルテナ容認である。
- 第十三話 地獄の季節
- ミレイユに恨みを持つ男ガレ。
- ガレは仕返しにパリへとやってきた。
- モルガンの仇を討つためと銘打っているが、本当のところは恋人(もちろん女性)をミレイユに寝とられたのであった。
- そんななか、霧香は川辺で絵を描いていたおじさんミロシュに急接近。
- 自分は浮気しまくっているくせに、相手がするのは許せないミレイユはそれに嫉妬し「あの男とはもう会わない方がいい」と告げる。
- けれど霧香は会い続けていた。
- 結局ヘタレなガレが、霧香を狙ったつもりがミロシュを撃ってしまい、ミレイユにとっては一安心のはずが、霧香が想像以上に落ち込んでしまった。
- その姿を見て、もう浮気はやめよう、と心に誓うミレイユであった。
- 第十四話 ミレイユに花束を
- 叔父フェデーとの久しぶりの再会に喜ぶミレイユ。
- ミレイユの性癖を知るフェデーが、現在の連れである霧香を自分に回せ、と言ってきた。
- 隠し撮りまでして写真を携帯する程、気にいっているようだった。
- フェデーに育ててもらったという恩義のあるミレイユは、断わりきれず承認してしまう。
- 考え直し、やはりお気に入りの霧香は渡せないと抵抗するミレイユに、フェデーは「やっぱりお前はローラン・ブーケの娘だよ」と言い残す。
- ミレイユの女好きは、父ローランの血だった。
- 第十五話 冷眼殺手 acte1
- ソルダからの依頼でノワール一行は台湾へ。
- 親切なソルダのおじさんが、ターゲットは凄腕の冷眼殺手という女殺し屋を雇い、ノワールを抹殺しようとしてる、と教えてくれた。
- そこへ、冷眼殺手率いる台湾マフィア軍団登場。
- ソルダのおじさんはびびって逃げてしまった。
- それを追う冷眼殺手。
- また、それを追うミレイユ。
- ミレイユが女の尻を追いかけて行ったことに動揺した霧香はピンチに。
- そこをクロエが救ってくれた。
- 第十六話 冷眼殺手 acte2
- 一刻も早くミレイユの元へ行かなくてはいけない。
- 冷眼殺手にやられてしまう前に。
- クロエの協力もあり、無事何ごともなくミレイユを連れ戻すことができた。
- 親切ついでに、霧香はクロエに自分の過去のことを訊いてみるが、勿体ぶって教えてくれなかった。
- 第十七話 コルシカに還る
- たまには一人で羽をのばそうとミレイユは霧香を置いてコルシカに帰郷した。
- コルシカの男性陣は皆ミレイユを避けていた。
- それもそのはず。ミレイユはブーケの血を引くもの、すなわち女に手が早い。
- 女房、子供を寝とられるのを恐れていたのだ。
- 廃屋と化した昔の自分の屋敷でミレイユはクロエと会い衝撃的なことを告げられた。
- 要約するとこうである。
- 「霧香は私が頂くわ。あなたは、あの子のお友達だから、そうねぇ愛人3号(本妻霧香、2号アルテナ)くらいにならしてあげるわ。でも、私とあの子の邪魔をするようなら問答無用でブッ殺す!!」
- クロエの剣幕に動揺するミレイユであった。
- 第十八話 私の闇
- すっかりクロエにビビってしまったミレイユは霧香と痴話喧嘩をしてしまう。
- 居候のため部屋を追い出された霧香は、行き場もなくひとり街を彷徨う。
- しかし、大事な約束まで放って自分の元へ駆けつけてきてくれたことをミレイユが知ると、すんなりと元鞘に収まるのであった。
- ミレイユは愛の深さを痛感し、その夜は一層激しく燃えた。
- 第十九話 ソルダの両手
- 相思相愛になっていたと思っていたミレイユ。
- だが再びクロエが現れ、事態は急変する。
- 霧香とクロエが仲睦まじくハーモニーを奏でる様をまざまざと見せつけられたのだ。
- ミレイユは自分の知らないところで霧香がクロエとランデブーしていたのだろうかと疑惑を抱くようになる。
- 第二十話 罪の中の罪
- 荘園で愛も変わらず、否、相も変わらずラブラブな生活を送っているクロエとアルテナ。
- その一方、ミレイユと霧香は破局の危機にあった。
- 振り回すことはいつものことだけど、振り回されるのが初めてだったのでミレイユは戸惑っていた。
- その結果、霧香に辛くあったてしまう。
- 第二十一話 無明の朝
- クロエが最後の道標を示すと、霧香はミレイユの前から逃げ出してしまう。
- 追っていったミレイユに霧香は「約束の時が来た。さぁ私を殺して」と告げる。
- 数多くの女の子達と星の数程の約束を交わしてきたミレイユは、そのひとつひとつまで憶えていなかった。
- ミレイユは何のことか分からず混乱する。
- これまでの人生を抹消して、第2の人生を一緒に歩みましょうってこと??「殺して」とは新たな口説き文句??
- しかも霧香は目を閉じて待っている。
- それって誓いのチュウ!?け、けけけ結婚っっっ!!!???
- 思い返せば、睦言で誰かと結婚の約束をしたようなことも心当たりがなくもないミレイユ。
- クロエに脅されていたこともあり、結婚に踏み切れないミレイユは逃走する。
- 第二十二話 旅路の果て
- 愛するミレイユに拒絶された霧香はひとり荒野を彷徨い、とある村へ辿り着く。
- どう見てもミレイユではないと分かる少女に霧香は彼女に話すように声を掛ける。
- ミレイユを失ったことが余程ショックだったようだ。
- しかも、人格崩壊までしてしまった。
- 第二十三話 残花有情
- ミレイユは霧香がいなくなったこともあり、新たな夜のお伴を探すが、どんな可愛い娘と寝ようがしっくりこない。
- さえない生活送っていた時、ふとしたことで鉢植えから手紙を発見した。
- それは霧香からの熱烈な恋文だった。
- 普段霧香は全く愛の言葉を口にしなかったので、ミレイユは感激の余り涙を流してしまう。
- 愛されていたことを知ったミレイユは、ついに決心を固めた。
- 第二十四話 暗黒回帰
- 荘園へ辿り着いた霧香を、クロエとアルテナは歓迎する。
- クロエは四六時中霧香に愛を囁く。
- ついには初夜が待切れず霧香の部屋へ夜這いに行ったクロエだが、窓の外で以前貰ったフォークを握りしめグッと堪えた。
- 第二十五話 業火の淵
- 着々と儀式の準備が進められていく。
- 嬉しさの余りみそぎの段階でフライングのチュウをしてしまうクロエ。
- そこへ花嫁さらいのミレイユが現れて大混乱。
- 霧香が選んだのは、ミレイユであった。
- 式当日で捨てられたクロエ。
- 「やっぱり乳でかい方がいいのね〜!!」と心の中で叫んだに違いない。
- 第二十六話 誕生
- アルテナが待つ式場へ向かうミレイユと霧香。
- そこへ立ちはだかる女性陣。それはミレイユが過去に関係をもった女性達。
- ようやく結婚式場へ辿り着いた2人は仲人であるアルテナから祝福の弾丸を受ける。
- 霧香は感謝の気持ちを込めてタックルをお返しした。
- 滞りなくサーカスチックな式を挙げ終え式場を後にしようとした時、ソルダの人たちが祝辞を述べに来てくれていた。
- 肩を組みイチャイチャしてラブラブっぷりを見せつけながら2人はパリへと帰るのであった。
末永くお幸せに〜