関羽をかけて対決!! 第6回戦


「カワカミプリンセスが2着だった」
 がっくり肩を落としている趙雲に曹操が声をかける。
「やっぱりあなたが頭から流したからダメだったんじゃないの?お陰で私まで外れてしまったわ。あなたと予想が重なるとろくなことないわね。あっ、まさかポルトフィーノがスタート直後につまずいて落馬したのもその所為かしら」
「落馬は関係ないだろう」
「でもあなたの馬券が当たらないということだけは確かね。もしこの対決を見ている人の中で馬券を買っている人がいて、あなたと買い目が同じだったらきっとガッカリするわね。これからあなたのことは三国志界の杉○清って呼んであげるわ」
「杉本○だと!!なにを失礼な。向こうが競馬界の趙雲なんだろう!」
「いや、それってどちらも同じことでは……」
 端で聞いていた関羽がぽつりと突っ込みをいれる。
「はにゃ?なんで同じなのだ?」
 不思議そうに首を傾げている張飛に関羽が端的に説明をする。
「○本清も星の馬券もヘタレってことだ」
「で、そのヘタレさんは今回どう買うのかしら?」
「うむ、……(能書きが長いので以下略)」
 趙雲の能書きが見たい人はここをクリック。
「1番ローレルゲレイロを軸として、2番ファイングレイン、4番マイネルレーニア、15番スマイルジャック、17番スーパーホーネットに馬連で流す。金額は1−17が2000円、1−4が1000円、1−2と1−15が500円ずつだ」
「よかったわ。あなたとは今回被らなかったわ。私は4枠7番のブルーメンブラットの単勝に10000円で行くわ」
「ほう、ブルーメンブラットか。やはり牝馬だからか」
「もちろん、そうよ。それに名前がいいのよ。ブルーメンブラットとはドイツ語で『花びら』のことを言うのよ。この対決に勝って、関羽の花びらは私が頂くのよ」
「なっ……」
 顔を真っ赤にして関羽は絶句した。
「花びら??愛紗は花じゃないのに、なんで花びらがあるのだ?」
「女の子にはみーんなあるんだぞ」
 赤面して何も話せない状態の関羽に代わって趙雲が説明をした。
「じゃあ鈴々にもあるのだ!!」
「うむ、そうだな」
「どこなのだ?どこにあるのだ??」
 腕を上げて脇の下を見たり、後ろを向いて背中を見ようとしたり張飛は『花びら』を探していた。
「それはだな……」
「こらーーーーー!!説明せんでいい!!!!!!」
 関羽の怒号がこだまする。




 ということで、関羽をかけた対決第6回戦がやってまいりました。
 いよいよ中盤に差しかかりましたが、趙雲は相変わらず見事に外してくれていますね。
 曹操と張飛の一騎打ちモードですね。
 今回馬券を当てて趙雲はヘタレ返上できるのか!?

 第6回戦のマイルチャンピオンシップは11月23日15時40分の発走です。
 次回は11月30日に行われるジャパンカップの馬券対決でお会いしましょう。



 曹操趙雲
前回の結果外れ外れ
11/22
現在の収支
+6000円−17000円
今回の馬券単勝
7番 ブルーメンブラット
10000円
馬連
1−17 2000円
1−4  1000円
1−2  500円
1−15 500円




7回戦「ジャパンカップ」へ 続く




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